ボクは今日も旅をする ~世界46ヵ国を旅した大学生~

世界中を旅する中での驚きや発見、お役立ち情報をお届け

世界一周っていくらかかるの? 経験者が実際にかかった費用をまとめてみた!!

みなさんは世界一周するのに必要な金額をご存知ですか?

100万円?200万?? 

今回はタイトル通り、

世界一周旅で実際にかかった費用

こちらをカテゴリー別にまとめたものをご紹介します

 

1. 世界一周って一体いくらかかるの?

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世界一周を計画している方や世界一周に興味がある方々にとって

どのくらいの費用がかかるかということは興味深いことだと思います。

実際にボク自身も旅に出る前には様々なブログを見たりして概算を出したりしていましたし、SNSなどで「一体いくらかかったのか?」という質問をよくいただきます。

 

しかし、こればかりは一概に言えず、

世界一周といっても

  • 期間(長期か短期か)
  • 予算(多いか少ないか)
  • 地域(どのエリアか:物価やビザの問題)
  • 内容(アクティビティや観光、宿や食事のレベルや質など)

に大きく依存するので、その人によって必要となる予算は大きく変わります。

このブログではボク自身の場合の費用ですので、

あくまで参考程度にしていただけたら幸いです。

 

2. 旅をした地域と期間

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2018年3月から2019年2月までのおよそ11ヵ月間46ヵ国を訪れ、

世界一周旅を無事終了しました。

この期間の大まかな内訳としては、

  • 3~6月    :セブ島英語留学
  • 6~9月    :アジア(東南・南・中央)
  • 9~10月  :中東・アフリカ
  • 11~12月 :ヨーロッパ
  • 12~1月  :南米
  • 2月中   :中北米

といったスケジュールで旅をしていました。

国にもよりますが、物価の高さの平均を比べると

アジア<アフリカ<中南米<中東<欧米

といった感じでしょうか。

 

3. 費用の内訳

実際の費用の内訳を表にまとめたものがこちらになります。

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①旅中の費用が1,474,910円、②①に事前準備費を足したものが1,772,510円

自分の場合、世界一周の初めの3か月はセブ島での語学留学しているので、

その際かかった費用も載せておきます。

特に事前準備費に関しては、

他の世界一周された方と比べると高いかもしれない(後述)ので、

①の旅中の費用を参考にしていただくと良いかもしれません。

 

旅を計画している時に、

“世界一周するには大体150万円あればいける”

という情報をもとに、少し余裕をみて200万円貯めようと決めました。

 

ちなみに留学費の約48万円に関しては、

両親に懇願し出してもらいました(謝謝)

3ヶ月で48万円という額(個別レッスン、ドミトリー、朝晩飯付き)は、

欧米などの留学費と比べてかなり割安だと思います。

 

3. 旅のスタイルについて

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これは人によってそれぞれ異なるでしょう。

ボクの場合、限られた時間の中でより多くの国と地域を巡りたいという想いから

11ヵ月という期間で46ヵ国も周りました。

かなりのハイペースだと思います(笑)

理由としては、ヨーロッパを周遊したので国数だけでいうと多くなりますね。

(ヨーロッパの国の多くはシェンゲン協定を結んでいるため旅行客は90日内であれば、協定国間を自由に行き来が可能です)

 

4. 費用の詳細

上に載せた表について、部門別の費用について少し詳しく説明します。

まず、留学期間と事前準備費を除くと

8か月で約150万円かかっているので、

単純計算で1か月あたり18万円ほど必要になります。

以下に旅中の費用をカテゴリ別にまとめました。

 

◆移動費

✔️661,660円

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旅の費用で最もコストがかかるのが移動費です。

なにせ費用全体のうち44%ほどを占めています。

 

移動手段としては飛行機、バス、列車になりますが、

金額に占める割合で言うと当然ですが、飛行機が最も高いです。

旅の中では合計28回(乗り継ぎ含む)飛行機に乗りました。

ボクは結構あっちこっち色んな場所に移動していたので、

他の方と比べると費用は多少高めかもしれません。

 

また、世界一周をするバックパッカーにとっては、

*世界一周航空券 といった手段もありますが、

ボクの場合、旅の途中でプランが変わったりすることが多かったので、

そうすると変更時に手数料がかかるため、旅をしながら随時購入していました。

今ではネット環境さえあれば何時でもどこでもオンラインでチケットを買えるので便利ですよね。

(*航空券が何区間・何枚も集まった束になった世界一周分の航空券のこと)

 

◆観光費

✔️266,910円 1国あたり6000円弱

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観光に関しては、せっかくの機会であり、

今後2度と訪れることができないかもという思いから

なるべくお金は惜しまず使うようにしていました

 

主な内容としては、観光地における入場料やツアーなどの参加費用など

また、観光地までの移動費もここに含まれています。

予想していたよりもかからなかったという印象です。

 

◆宿泊費

✔️208,490円  1か月あたり2.5万円、1日あたり800円強

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宿泊費に関してですが、主にbooking.com・Hostelworld・Agodaなどの宿泊予約サイトを利用して宿決めをしていました。

現在では世界中からの旅行客のレビュー(もちろん日本人も)を見ることができ、比較もしやすいので簡単に宿泊先を決めることができます。

ボクの場合、宿泊場所にこだわりはなく最低限寝泊まりが出来れば平気なので基本的にサイトで表示される中で最安の宿を選択することが多かったです。

ただし、治安の良くない地域や場所に滞在する場合は、多少高くても安全で評判の良い宿に泊まるべきです。

(そこをケチって命を落としたら本末転倒ですからね)

 

地域によっては上記のサイトが利用できない(見つからない)場所もあるので、自分で探し回ることもありました。これぞ旅人って感じがしていいですよね 笑

 

(宿を探し回る手間と時間を考えると、宿泊サイトを利用した方が断然楽ですが…)

 

また、物価の高いヨーロッパなんかではCouhsurfingやAirbnbなどの民泊サービスを利用するとコストを抑えられるうえに、現地の方々と交流もできるのでおすすめです。

 

食費

✔️200,130円 1か月あたり2.2万円、1日あたり750円弱

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食費に関してはかなり節約していました。1日2食で済ますことも多かったです

基本的に外食はローカルレストランや食堂で済ましていました。

世界各国の郷土料理を食べるのが楽しみなので、ローカルなレストランでは気軽にお手頃価格で食べることができます。

たまに自分へのご褒美として、

ちょっといいレストランに行って贅沢することも

また、ヨーロッパや南米では毎日自炊する生活でした。

おかげで料理の腕はメキメキ上達!一石二鳥ですね(笑)

 

◆消耗品費

✔️43,810円

旅先で購入した衣類や洗剤などの日用品など色々

また、冬物用品(ジャケットやトレッキングシューズ)を

途中で買い足したりもしました。

 

◆ビザ代

✔️24,190円

これは訪れる国によって大きく変わってきます。

日本のパスポートは世界最強(ビザ無しで行ける国の数が世界最多)と言われていますが、それでもアフリカなどではビザが必要な国はたくさんあります。

ですので、アフリカを旅しようと検討している方は

ビザ代が非常にかかると予想されますので注意が必要です。

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ちなみにボクが旅した国でビザが必要だったのは、

カンボジア、ネパール、インド、エジプト、アメリカ(ESTA)です。

ビザが必要な国はなるべく避けたので、比較的安く済みました。

 

◆通信費

✔️15,630円

海外でも使えるSIMフリースマホを持って行っていたので、

主に東南アジアや中東などでプリペイド式のSIMカードを購入し、

現地のインターネット回線を利用していました。

しかし、ヨーロッパ以降はWi-Fiスポットも多くあり、安定しているので

SIMは購入せず、Wi-Fi環境下だけで全然生活していました!

 

 

◆その他の費用

✔️54,090円

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旅の途中でダイビングのライセンスをアドバンスまで取得しました。

ライセンス取得費用とファンダイブを数回した分はここに含めています。

ボクはまずセブ島で留学中にオープンウォーターライセンスを取得し

その後、エジプトでアドバンスを取得。

合計で4万ちょっとでアドバンスライセンスまでゲットできちゃいました!

日本で取るのと比べると半額以下なのでおすすめです。

 

以前書いたセブ島でのダイビングライセンスを取得した記事がこちら

 

◆事前準備費

最後に事前準備費ですが、ボクの場合、結構かかりました。

旅をするにあたってバックパックや衣類をはじめ、

せっかくならカメラなどガジェット類は一通り揃えたかったので、

ミラーレス一眼、GoPro、iPhone(SIMフリー)などは持っていなかったので購入

カメラなどそれほどこだわらなかったり、もともとこういったものを

持っている方であれば、もっと安く抑えられると思います。

これに関しては改めて「旅の持ち物」という記事を書く予定です。 

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また、海外に渡航するにあたって、予防接種は必須です

日本では保険が適用されないので結構かかります。

ボクは黄熱病、日本脳炎A型肝炎、腸チフスの4種を受けて

5万円ほどかかりました。

他にもB型肝炎狂犬病など様々な予防接種があるので、

自分のプランと照らし合わせて必要なものを受けましょう。

海外でも接種できる場所があり、その方が安く抑えられるそうです。

(ボクは怖いので国内で済ませまし全て済ませました)

他にも国際免許証に保険などが準備費としてかかりました。

 

5. 最後に 

今回は、世界一周にかかった費用をカテゴリ別にまとめました。

「何にどれくらいの費用がかかる」

ということを事前に把握しておくことは大切だと思います。 

また別の記事で地域別の費用のまとめたいと思っています。

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これから世界一周を始める方、準備している方、興味がある方の

参考に少しでもなれば幸いです。 

もし質問などがあればコメントしていただければと思います。

 

帰国した現在でもInstagramにて世界の絶景や旅の様子を

ご紹介していますのでチェックしてみてください♪

www.instagram.com

 

ではまた、See ya!

【お知らせ】 旅ブログ再開します!

お久しぶりです。

大学生バックパッカーのユートです。

 

SNSではずっと前にお話ししましたが、

旅をしている途中で、色々なことがありブログを休止していました。

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(Instagramより)

 

その後は旅の喜びを享受する日々が続き、

帰国までブログには一切手を触れてなかったのですが、

これから世界へ飛び立つ人・世界一周に興味がある人たちに

少しでもボク自身の経験が役に立てばいいなということで

この度ブログを再開する運びとなりました!!!

 

このブログのタイトル『ボクは今日も旅をする』の通り、

帰国後も旅は続いています。

今は実際に海外や日本国内を旅しているわけではないですが、

人生って例えるならば、壮大で果てない〈旅〉ですよね?

(急にスケールが大きくなり過ぎ )

 

今後の当ブログの内容としては、

・旅のお役立ち情報

・旅の中でのお気に入りのスポット(国、場所、景色など)

に関するものを中心に書いていきたいと思っています。

 

どうぞよろしくお願いします!

ではまた✋

 

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                       (旅の記録をまとめたアルバムを自主作成)

 

太古の自然を感じた『ベンメリア』

さて、前回の続きになります!

プレアヴィヒアの次に訪れたのが、こちらの「ベンメリア」です。

 

ベンメリア

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ここベンメリアはアンコール遺跡群の1つで世界遺産にも登録されています。ひっそりと眠り静かな佇まいのこの寺院は、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルとなった地とも噂されている場所です。

 

アンコールワットから東に約40kmの場所にあり、シェムリアップからはトゥクトゥクなどで行けるのでアクセスは比較的しやすいです。

 

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まずはチケット売り場で入場料を支払います。

ベンメリア入場料は5ドル

アンコールワットの入場料が37ドルと考えるととても安く感じます。

※アンコール遺跡のチケット(アンコールワットやトム)では入場できないので注意してください。

 

そこから入り口までは1km少し離れているので、さらに移動します。

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こちらが入り口になります。

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ここからしばらく歩くと瓦礫の山がお出迎え。

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中には看板がありました。ここにはベンメリア内のマップや注意事項が記されています。

 

注意事項を確認し、さっそく中を散策してみることに

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ベンメリアは崩壊が激しく、沢山の瓦礫がそのまま放置されています。
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現在でも修復がされないままだそう。

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ガジュマルの木による浸食も進んでおり、以前紹介したアンコール遺跡群のタ・プロームに雰囲気は近いかもしれません。

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ベンメリアの中は基本的に人が歩けるように整備されていますが、所々されていない箇所もあるので注意してください。

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こんな真っ暗な場所も。まるでダンジョンのよう

歩いていてウキウキしました

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この苔むした廃墟感が漂う感じがたまりません。

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約2時間じっくり時間をかけて周りました。とても見応えがあり、ベンメリアを堪能しました。

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ベンメリアの入り口からの風景。夕焼け空が綺麗でした。

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観光を終え戻ってくると子供たちが遊んでいました。笑顔でハローって挨拶してくれて可愛かったです。歩き回って疲れていましたが、最後に癒されました!

 

まとめ

ベンメリアは自然に囲まれたマイナスイオンたっぷりの場所でした。

こうして無事にプレアヴィヒアとベンメリアの観光が終了し夜7時過ぎにゲストハウスに帰宅、1日ががりの観光でした。

今回かかった費用は合計で約40ドル!ツアーに申し込んだ場合だと100ドルくらいするのでその半額以下で行けたのは非常に大きいです。

皆さんもカンボジアを訪れた際はこちらのベンメリアにも足を運んでみてはいかがでしょうか?

第二の世界遺産 天空の寺院『プレアヴィヒア』へ

こんにちは。大学生バックパッカーのユートです!

カンボジアには現在3つの世界遺産があり、その中でもアンコールワットは有名ですが、今回はシェムリアップからいける第二の世界遺産の天空の寺院『プレアヴィヒア』に行ってきましたのでご紹介します!

 

プレアヴィヒア寺院 (Preah Vihear Temple)

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プレアビヒアはクメール語で「神聖な寺院」の意味。9世紀末に造立されたと言われているヒンドゥー教の寺院で、2008年に世界文化遺産に登録されました。カンボジアとタイとの国境付近にあり、登録当初はタイとの間でこの寺院の帰属を巡って衝突が起こり一時交戦状態でしたが、現在では収まり通常どおり観光を楽しむことができます。

標高500m山の上に寺院があることから「天空の寺院」とも呼ばれており、そこから見下ろす景色はまさに絶景です!

 

プレアヴィヒアへのアクセス(行き方)

 

シェムリアップからは車で約4時間

行き方としては

  1. 旅行会社でツアーを申込む
  2. バンなどをチャーターする

のいずれかになると思います。

 

ボクのおすすめする方法は②!

といっても自力でチャーターするのは中々難しいしお金もかかる。

そこでボクが今回利用したのがゲストハウスでのチャーターサービス!

シェムリアップにある日本人ゲストハウスの中にはバンなど(運転手込)を手配してくれる所があります。

今回は「クロマーヤマトゲストハウス」さんで申し込みました。

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このように日毎にボードがあり、自分が行きたい日にちのボードに名前を記入します。

そして一定数集まるとチャーターしてくれます。

集まった人数でバンのチャーター代を割るので、出来るだけ定員ギリギリまで多く人が集まると安く済みます。

多くの日本人ゲストハウスではこのように募集していますが、ローシーズンだと人も集まりずらいので、なかなか自分の宿泊しているゲストハウスで人が集まらない時は他の日本人ゲストハウスを周ってみるといいでしょう。そのゲストハウスに宿泊していなくても参加することができます!

 

この日は運良く既に人も集まっていて、まだ訪れていないベンメリアも含まれていたのでボクも名前を記入しました。

今回は最終的に8人集まったので、1人あたり約21ドルでバンを1日チャーター出来ました。

 

当時の流れ

朝7時にゲストハウス前に集合して出発。

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途中でトイレ休憩を一度はさみ、10時半頃にプレアビヒアのあるカンボジア国境近くのチケット売り場に到着。

ここで入場料としてチケット(10ドル)を購入します

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そしてここで、バンからトラック(四駆車)に乗換えます。というのもプレアビヒアは山の上にあるため、バンでは乗り込めないためです。

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1台につき25ドルかかります。1台に8人は乗れないとのことで、結局4人ずつ2台でプレアビヒアに向かいます。

山頂近くまでの坂道はなかなか急でしたが、天気も良く気持ちよかった〜

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20分ほどで山頂近くに到着し、ここから歩いてプレアビヒア寺院を目指します。

 

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寺院内のマップ

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寺院内は所々崩壊しています。修復作業は行われているのだろうか…


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本堂を目指してひたすら歩きます。

ここ魅力の一つとしては観光客が少ないこと。アンコールワットのように混雑していないため、ゆっくりと見て周ることが出来ます。まさに穴場

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駐車場から歩くこと30分、ようやく本堂が見えました。

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山の上にそびえ立っていて雲が近いためか、その名の通り神聖な雰囲気を感じます。
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ここを抜けると崖があり、カンボジアのそこから大地を見渡すことが出来ます!

 

それがこちら↓

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ぜっ、絶景すぎる…

正直予想以上でした。

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辺りには高い山がないので、どこまでも広がる地平線、また雲の影で大地が暗くなっているのがはっきり見えます。幸いにも天候に恵まれました。

 

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崖の手前には、転落防止のためのロープが敷かれています。危ないですし付近には警備員も監視しているので乗り越えないようにしましょう。

 

まとめ

天空の寺院プレアヴィヒア。

シェムリアップから車で約4時間とアクセスし易いとは言えませんが、それでも行く価値は十分にある場所でした!中でも寺院から見下ろせる絶景と観光客が少ないのが魅力的です。

プレアヴィヒアに行く際は是非ゲストハウスのチャーターサービスを利用してみてください!

また、カンボジアに旅行に来られた際はアンコールワットだけではなく魅力がいっぱいの第二の世界遺産プレアヴィヒアにも訪れてみてはいかがでしょうか?

次回はこの続きである「ベンメリア」について紹介します!

 

ではまた、See ya!

最後まで記事をご覧頂きありがとうございます!もし少しでも記事に興味や関心を持っていただけましたら幸いです。

 

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世界遺産『アンコールワット』を巡る。おすすめの行き方やコース

カンボジアに来た最大の目的である

『アンコール遺跡群』

アンコールワットが世界遺産であることは皆さんご存知ですよね?

でも実はアンコールワットだけではなく、その一帯の遺跡群が世界遺産なんです。

 

年間150万人以上が訪れるアンコール遺跡群

1992年にユネスコの世界遺産の危機遺産として登録され、その後修復が進むと2004年に世界文化遺産として登録されました。

今回はコースや移動手段、実際にボクが周った中でも代表的な3つの遺跡をご紹介します。

 

【もくじ】

 

コースについて

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大雑把ですがルートを表記しました。

 

アンコール遺跡群はとても広範囲なため、効率良く遺跡群を周るために、
・小回りコース

・大回りコース

の2つのコースが存在します。

どちらのコースも目玉となるアンコールワットとアンコールトムは含まれており、それ以外の遺跡が大小のコース、またツアーやプランよっても変わってきます。

どうやら小回りコースで周る方が多いようです。

1日券では両方のコースを周るのは時間も掛かり、なかなか大変なので3日券や7日券を買って別日に周る事をオススメします。

今回ボクは小回りコースを選択しました!

 

交通手段について

アンコール遺跡群を周るには、
・トゥクトゥク
・自転車 or バイク 

のいずれかになります。

市街地からアンコール遺跡群までは約7km程離れています。

トゥクトゥクの場合は1日チャーターする形になります。
ちなみにボクもトゥクトゥクを利用しました!
多くのホテルやゲストハウスで手配してもらえます。道端などで直接交渉するよりも安心安全で値段も明朗なのでオススメです。

値段は1日チャーターで15〜25ドルくらいが相場だそうです。小回りか大回りかによっても値段が違ったりします。
今回は同じゲストハウスに泊まっていたカップルの方に同乗させてもらったので安く済みました!
複数人で行かれる場合はトゥクトゥクを利用するのがいいと思います!

 

自転車2〜5ドルバイクなら10ドル前後で街中にあるレンタルショップで借りられます。
またゲストハウスによっては貸し出しているところもあるみたいです。
しかし、あまりオススメしません。
というのも、ショップによってはきちんと整備がされていないまま貸し出しているところもあるそうで、ブレーキが効かなかったり途中でパンクや故障をしたりすることもあるとか。

更に街中からアンコール遺跡群までは距離が離れていて、小回りコースは一周約30km、大回りコースは約40km程あるので高温の中を自転車で周るのは結構大変です。
もし自転車を借りるのであれば、ママチャリではなくマウンテンバイクの方が良いと思われます。

またバイクの場合ですが、カンボジアでは警察が罰金という名の賄賂を請求してくることがあり、一方通行の場所も標識が無かったりする箇所もあるので、違反で捕まるというリスクも考えられるので、注意が必要です。

費用を抑えたい・自分のペースでゆっくり周りたい方にはいいかもしれません。

 

チケットの購入・注意点

ボクは朝4:30にゲストハウスを出発しました。

まずはチケット売り場に到着
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まだ辺りは真っ暗

なぜこんなに早く出発するのかというと、アンコールワットで朝日を見るためです。

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チケット売り場では、
・1日券(37ドル)
・3日券(62ドル)
・7日券(72ドル)

と日数毎に分かれて売られていました。

たっ、高い、、、

2017年2月以降チケットが大幅に値上げされてしまいました。
なかなかの値段ですが、チケットの収入は年間5000万ドルにも登ると言われていますから、カンボジアにとっては非常に大切な収入源なのでしょう。


チケットは現金又はクレジットカードでも購入が可能です。ちなみにクレジットカードは手数料が掛かりません。

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このように顔写真付きのチケットが発行されます。
今回は1日券を購入。
チケットは購入したその日1日有効です。
旅程に余裕のある方は3日券などを購入して、大小のコースをじっくり周るのがいいと思います。

この時間帯は朝日を見るために多くの観光客で混雑しています。
もし時間に余裕のある方は前日の夕方5時以降に行けば翌日分のチケットを購入できるそうなので、前日に購入することをお勧めします。

チケットを購入し、いよいよアンコール遺跡群に向かいます!まず初めに向かうのが、アンコール遺跡で最も有名である「アンコール・ワット」です。

 

アンコール・ワット(Angkor Wat)

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アンコール遺跡を代表する、ここアンコールワットは「王都の寺院」を意味し、12世紀前半に建立されました。かつてカンボジアで栄えたクメール王国における宗教施設の集大成と言われている大寺院です。

5時20分頃に到着。
既に日が昇り始めていました。
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急いで本堂に向かいます。
駐車場からメインとなる本堂までは徒歩で10分くらい

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無事朝日を望むことができました!!
カンボジアは現在雨季なので、天候が心配でしたが晴れてくれて良かったです。

※時期によって日の出の時間も変わるので事前に調べておきましょう。

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本殿の前にある池の周りは最も有名な撮影スポットで、既に多くの人が待機していました。
ハイシーズンに行った方の記事を見ましたが、それに比べたらかなり空いている感じがしました。

朝日の写真を撮り終えたら、次に本堂やその周辺を見学しました。
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ここが栄えていた当時は、一体どんな人たちがどんな思いで同じ場所にいたんだろうなんて思いを馳せながら見て周ると面白いです。

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本堂の中にお坊さんがいたので身を清めてもらいました。
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金額は特に決まっていませんが、ボクはお布施として1ドル納めました。

1日やったらかなり儲かるんじゃ…

いかんいかん聖なる儀式に対し、そんな邪念は…

ここには計2時間ほど滞在しました。アンコールワットを後にし、続いては「アンコール・トム」に向かいます!

 

アンコール・トム(Angkor Thom)

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続いて訪れたのがアンコール・トム

アンコールワットの隣にある遺跡で、トゥクトゥクで約10分程の場所にあります。

アンコールトムは「大きな都市」を意味し、名前の通りアンコールワットよりも面積が広くなんと一辺3kmの堀で囲われています。

実際に見学するのは、その中心に位置するバイヨンと呼ばれるヒンドゥー・仏教混交の寺院跡です。

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f:id:worldtravelyuto:20180729133500j:image天気が良かったので月が見えました。


f:id:worldtravelyuto:20180729133448j:image顔を象った個性的な像は一つ一つ微妙に違った表情をしていて面白く見応えがあります。


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f:id:worldtravelyuto:20180729133605j:imageアンコール遺跡群は長い年月をかけ風化や浸食が進み所々崩れている箇所を見かけます。
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現在は日本政府のアンコール遺跡救済チームがアンコールトムの修復作業をしていました。

東南アジアでは遺跡やインフラなど日本による支援が至る所でされていて、同じ日本人として誇らしいです。

アンコールトムには1時間ほど滞在しました。

続いて向かったのが「タ・プローム」

 

タ・プローム(Ta Prohm)

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多くの木々に囲まれた場所にある、ここタ・プロームは12世紀末にジャヤヴァルマン七世が仏教寺院として建立した後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている寺院です。

 

f:id:worldtravelyuto:20180729133854j:image大きなガジュマルの木は迫力があります。
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ガジュマルの木による浸食が激しく遺跡に食い込んでいます。
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この木が遺跡を破壊しているのか、それとも今や支えているのかという議論が起こったというほど(笑)

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こちらは現在インド政府による修復活動が行われていますが、かなり崩壊が進んでいるので修復が完了するまでに一体どれほどの時間を要するのか全く想像もつきません…

滞在時間は40分程でした。

 

昼の11時頃には観光を終えゲストハウスに到着。

トータルで約7時間程でアンコール遺跡群(小コース)を周りました!

 

まとめ

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以上になります。

今回紹介しました小回りコースには他にもプラサットクラヴァン・スラスラン・タケウなどの遺跡が見学できます。お時間のある方は是非そちらも訪れてみてください!

しかし、より多くの遺跡を短時間で効率良く周るのもありですが、1箇所ごとに時間をかけてゆっくり周る方が個人的にはオススメです。

また日中はかなり蒸し暑くなるので、熱中症には十分に注意して小まめに水分補給や休憩するようにしましょう。

世界的に有名な世界遺産だけあり、非常に見応えがありました。皆さんも是非アンコール遺跡群を見にカンボジアまで足を運んでみてはいかがでしょうか?

ではまた、See ya!
最後まで記事をご覧頂きありがとうございます!もし少しでも記事に興味や関心を持っていただけましたら幸いです。

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